薩摩川内市が抱える様々な課題に対して、
まずは本対象エリアにおいて、エネルギーの利活用を通じて
市民や企業等が日々の生活や活動等で
抱える様々な課題の解決を図り、まちづくりの観点から
新たなライフスタイル、住まい方、公共交通のあり方等を推進し、
低炭素と地域活性化が両立した地域を
形成していくことを実現していくとともに、
市全域に展開していく起点となることを目的としています。
本整備計画は、薩摩川内市が策定する「薩摩川内市総合計画」「薩摩川内市次世代エネルギービジョン・行動計画」「薩摩川内市次世代エネルギーのまち・地域戦略ビジョン」「薩摩川内市都市計画マスタープラン」「低炭素まちづくり計画」、その他関連計画等との整合性を図り、関係機関と協議を重ねながら進めていきます。
地球環境と災害時の住人を守るために定めた3つの目標です。
家庭からの二酸化炭素排出量4520kg/年に対し、戸建て太陽光発電システムCO2削減量2839kg/年で約60%のCO2削減効果。その他電気自動車の使用により55%の削減(身近な交通の見直しによる環境改善に関する研究)、EV車用急速充電器の電源を太陽光で発電した電力で賄う、スマコミライト等独立電源型のLED灯、タウン移住を希望される住民の節電意識・環境貢献意識等の努力値等を加味しての数値です。
■太陽光年間発電量5,735kwhx495g(※1)
※ 1:太陽光発電協会が算出のC02排出量の数値。533gから太陽電池生産時に排出されるC02量を加味したものです。
上記と同様に戸建住宅の太陽光発電+蓄電池+HEMSの導入により、約30%以上 を再生可能エネルギーでまかないます。
【解説】■太陽光発電設置容量タウン内合計:380kw
■発電量:448,224kWh/年(メー力一発電シミュレーションより)
一世帯当たりの年間電気使用量:4,397kWh/年
(平成27年度建て方別世帯当り年間電気消費量(環境省)より)
よって、太陽光発電などの再生可能ェネルギーを蓄電池に溜めて使うことで タウンの30%以上電気を賄うことは可能となります。
家庭用蓄電池の導入による電気の確保。集合住宅棟のエントランス付近にかまどベンチや非常時に無償提供となる自動販売機の設置も行います。
集合住宅棟には、太陽光発電や業務用蓄電システムを配備し、共用設備や1階施設 へ電力供給。特に業務用蓄電池は非常時を中心に利用していきます。
代表企業 | 南国殖産株式会社(事業総括) |
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構 成 員 | ヤマサハウス株式会社(戸建住宅ゾーン総括) 株式会社橋口組(集合住宅ゾーン総括) |
住宅メーカー | 株式会社 トータルハウジング セキスイハイム九州株式会社 ヤマサハウス株式会社 株式会社 晃栄住宅 丸和建設株式会社 |
プロジェクト協力 | 鹿児島県スマートハウス推進協議会(スマートハウス関連) 株式会社南西広告社(広告・宣伝) パナソニック株式会社 エコソリューションズ社(ハウスエネルギーマネージメント関連) 西日本電信通話株式会社【NTT西日本】(ICT関連) KYT鹿児島讀賣テレビ(パブリック・リレーション関連) |
「お手本のまち」を創造する事業を目指す
自然エネルギーの恩恵をまち全体で覆いながら、全周的にやすらぎの緑やふれあいのパブリックゾーンを配置。まちの共用部分や共用設備もエコロジーを意識したテーマで一貫させます。集会所や植栽、街灯などの管理・保守も住民の意思を一つにしながら推進(管理会社委託)していく、いわゆるマンション管理方式を導入。また、最近の頻発する自然災害を教訓にして、まちの共用空間に各種防災対応の空間や設備を組込み、公的救援を受けるまでの間の「自活機能」を持たせていきます。
AI TOWN天辰は、先進的でエコロジカルな潤いある居住環境と良好な人間関係を築ける空気を醸しながら、21世紀の低炭素社会づくりを堂々と実践する「お手本のまち」を創造する事業を目指すものです。
さらに、JR川内駅への将来的な接続性向上がもたらす快適な都市生活ポジションについても力強く情報発信し、点から線への「低炭素まちづくり」のスタート地とします。